2012年10月07日

澤穂希選手 ワールドカップ優勝までの苦難の道のり 『ほまれ ---なでしこジャパン・エースのあゆみ』

素敵な本と出合いました。

『ほまれ ---なでしこジャパン・エースのあゆみ』
という本です。

なでしこジャパンの
澤穂希選手の伝記本です。

澤選手がサッカーを始めたきっかけや、
なでしこジャパンを誕生させるために
彼女がやってきたことなどが克明に書かれています。

***

「不思議なことに最初にボールを蹴ったとき、
足に感じた感触は、
今でもはっきりと覚えている。」

「もし、このときゴールが決まっていなかったら、
私は今サッカーをやっていなかったかもしれない。
それくらい私にとって大事な瞬間だった。」

「赤ちゃんのころから足の強い子だった。」

そのクラブに女の子はいなかった。
小学校を卒業するまで、女子は穂希一人だけだった。

兄のサッカーの試合、苦戦していた。
コーチは、穂希がグラウンドの隅で遊んでいる様子を見て
「この子は動きがいい」と感じていたので、
使ってみようと思った。
穂希は、ユニホームを借りて途中出場し、
穂希の打ったシュートが決まり試合に勝ってしまった。
「途中出場の女の子の決勝ゴール」ということで、
新聞にも取り上げられた。

「サッカーはこんなにおもしろいのに、
どうして、みんなサッカーをやらないんだろう」

「おまえは都大会に出場できない。女子には出場資格がないんだよ」
チームの一員として、
数年間、数百時間も、ともにボールを追い汗をかいてきた。
悔しかった。

***

アテネオリンピック予選期間、練習中に負傷。
痛み止めを打って望んだ宿敵北朝鮮戦。
3−0で勝利するも、ほとんど記憶がない。

チームドクターによると右ひざ半月板損傷、全治二ヶ月。
三ヵ月後にはアテネオリンピックがある。
早く手術して、はやくリハビリして、試合できる体に持っていかなければ。

手術後のトレーニングは地獄のようだった。
体が悲鳴を上げる。
吐きながら鬼コーチのメニューをこなす。
へこたれそうになると、コーチの言葉が飛ぶ。
「アテネ、行きたくないの?」
歯を食いしばって立ち上がった。

この予選で北朝鮮に勝ったから、
今の日本女子サッカーがある。

どうしても勝てなかった日本女子代表が、
この試合を機にメディアへの露出が増え、
注目されるようになった。

澤はなにがどうあれこの試合を投げ出すわけにはいかなかったし、
何が何でも勝たなくてはいけなかったのだ。

そしてどうしても勝てなかった北朝鮮にとうとう勝った。

なでしこジャパンの誕生である。




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posted by ama at 09:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | なでしこジャパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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