2013年11月30日

笑っていいともの真骨頂は無意味なところ

笑っていいともが来年3月に終わる。

個人的にはとても寂しい。

笑っていいともって何が良かったんだろうと、
思い起こしてみると、
やっぱり、なんといっても、
ナンセンスでなんの意味もないグダグタ感と自由さだった、
と思う。

ちゃんと構成通りに進行しないあぶなっかしさ、
放送事故ぎりぎりのハプニング、
そして、なんといってもタモリさんの、
あのゆるい感じが、なんとも気持ちが良かった。

昔はどのコーナーもよく脱線したものだ。

本来の目的とは違う方向へ進んでいくことがよくあった。

それがまた面白いのだ。

まさにタモリさんのすごいところがいかんなく発揮されていた。

最近はそんな危なっかしさが少なくなってきている。

あまりにも、ちゃんと進行していくのだ。

もちろん、バラエティーとしては面白い。

でも、なんか物足りない。

私たちは、実は、
あの危なっかしさ、あのスリルを味わいたくて、
笑っていいともを見ていたのではないか。

毎週金曜日にさんまさんが出ていたころも、
CMに行かさないように2人でトークを繰り広げていた。

タモリ&さんまのトークの途中で、
スタッフが「CMへ」のカンペを2人に見せると、
「CMなんか行かさへんぞ」
「CMとオレらのトークとどっちがおもろいねん」
「なんやうるさいな、こっちはまだしゃべってんねん」
とスタッフと対立する様子をお茶の間に届け、
これがまたスリリングで
このあとどうなるのかを見届けずにはいられなかったのを思い出す。

最近はこーゆーのがない。

テレフォンショッキングなども、
こんなに何もしゃべらない時間が多い対談コーナーは、
ほかに見当たらない。

とにかく間が多いのだ。

にもかかわらず、
気持ちのいい空気が漂っている、
目が離せない、
思わず引き込まれてしまう、
まさに、これこそがタモリという人物ならではの
天才的な感性なのだろう。

この人は、普通のことを面白くする天才である。

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http://news.livedoor.com/article/detail/8296238/



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